再開のお知らせとコロナウイルス対策へのお願い2020年06月02日

皆様

新型コロナウイルスの流行に伴い3月半ばより休館しておりましたが、少しづつ落ち着いてきた様子を考慮して6月より手でみる博物館の見学受付を再開いたします。

今後しばらくの運営方針といたしましては、手指の洗浄と消毒、三密の回避、マスクの着用、連絡先の明記など公的施設と同等の対策を考えております。とは申しましても、例えば三密の回避にしても手でみる博物館の性質上なかなか難しい事もあり悩ましい問題です。

展示物については消毒できるものとできないものがあり、それゆえに見学前後にお客様自身の手指の洗浄・消毒をお願いいたします。


視覚支援学校などでも理療科の実技は無し、またネットでの授業の進め方に悩んでおり、「触察」を用いない教育に頭を抱えているという話も聞いております。≪百聞は一触にしかず≫というテーマを掲げ、触察を主軸にしてきた当館です、自分たちやお客様の健康を守りながら、≪様々なものを実際にさわって理解することができる場所≫の扉は開けておきたいと思っています。わたしも皆さんも「これはどうだろう?」と手探りしながらの新しい生活、なのだと思います。どうぞお気軽にお問合せください。

今後も新型コロナウイルスの状況や世の中の動きなどを注視しながら、その時々に応じて対応していきます。ご協力よろしくお願いいたします。


館長 川又若菜

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