8月のお知らせ2016年08月04日

≪ 夏!!ですね。いま、盛岡は8/1~4日までさんさ踊りで盛り上がっており、夜は風にのってリズミカルな太鼓の音が聞こえてきます。東北も梅雨明けしたとたんに暑い日が続いていますが、みなさんお住いの地域はどうでしょうか。今週末に全国障碍者研究会というものが京都であり、初めて行ってまいります。(ドキドキ)京都の予報は36℃、さ、さんじゅうろくど???恐ろしいです。
 次の更新は9月、もうこちらは秋の雰囲気漂い始めているのでしょうか。短い夏を楽しむぞ!≫      わ





★博物館別館≪森の探検隊≫★
〜記事アップしました〜
※ 詳細は別記事を参照してください。







★休館日についてのお知らせ★

不定休ですが今の時点でわかっているお休みを記載します。


(これ以外でも予約の入っている日は承れませんので、希望日がある方はお早めにご予約くださいませ)





≪8月≫

8/27.28日



≪9月≫

9/10・11日



≪10月≫

10/8・9日


≪11月≫

11/3日(午後)


≪12月≫

12/3・4日

12/10・11日








どうぞよろしくお願いします。

『ルイ・ブライユと点字をつくった人びと』 に掲載されました2016年08月19日

岩崎書店 
高橋昌巳(社会福祉法人 桜雲会理事長)/監修
こどもくらぶ/編

『ルイ・ブライユと点字をつくった人びと』

P59 さわって楽しむ美術館・博物館 にご紹介いただきました。
国立民族博物館や静岡県立美術館ロダン館などそうそうたる中に、同じように取り上げていただき驚いています。

当館は≪視覚障害者のために≫を第一に掲げ、メインとしている博物館です。他の施設とは少々勝手が違っておりますが、今後とも皆様に喜んでいただる場所であるよう努めます。

欄干のない橋2016年08月19日

8月15日、東京メトロ銀座線青山一丁目駅で視覚障害者が転落し亡くなった。テレビやラジオからこのような転落のニュースを耳にする度に身体が一瞬こわばる。誰?わたしの知っている人かもしれない、と思う。


当事者である人たちに何度か聞いてみたことがある。
「ホームから落ちたことってありますか?」と。
「あるある、何度もあるよ」、「あるよ、危なかったよ」
わたしが聞いてみた人たちは、総じて「ある」と答えた。

そうか、そうなのか。
そんなに当たり前にあるのか、と驚いた。
全国ニュースになるのは亡くなったり大怪我をしたりした時。
なんでもなかったり軽傷だったり生還したから、この人たちはわたしの前にいて「あるよ」と答えているんだ。

切り立った崖でもなく、足場の悪い山でもなく、ベランダからでもない。毎日何度も使い多くの人が行きかう、日常と切り離せない駅のホーム。
そこからどれだけ多くの人が落ちているのだろう。


欄干のない橋、視覚障害者は駅のホームをそう呼ぶんだよ。
わたしの敬愛する師匠、桜井先生が昔に教えくださった。
そこはわたしのような目の見える者が想像しているよりもっともっと恐ろしい場所に思える。

「危ないですよ、気を付けて」
「お手伝いしましょうか」

誰かに声をかけることはそんなに難しいことだろうか。
今の自分にできることを粛々とやろうと思う。